Juneさん、書き込みをありがとうございました!
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ご来場ありがとうございます。


みなさま。

お久しぶりです、ブログ主です。

このブログから遠ざかり早くも2年強が経過しました。
あれから仕事にどっぷりで、ようやく手持ちブログの見直しをしている次第ですが。

本来なら閉鎖しようと思っていたこのブログ、
予想以上にアクセスが未だに多く。
何と言ってもやっぱり
「美少女たちのゆくえ」
ジューンさんご本人が降臨してくださったことに尽きます。

ジューンさん、本当にありがとうございます。
こんな超サプライズなことに、実は気づいたのが1年前くらいで、
それほどブログを放置しておりました・・・

憧れのジューンさんにコメントをいただけて、
私は本当に感動しております。

アメリカの地でお幸せにお暮しのことと存じます。
ジューンさんのされてきたお仕事は
かつてオンナノコであった私たちの世代の日本女性に
夢や憧れを与えてくれていたことを
はからずもこのブログで証明できたと思います。
本当にすごい存在です。
ジューンさんにとって束の間の青春の1ページだったかもしれませんが
その影響はこんなにも甚大だったのですね。
本当にありがとうございます。

多くのジュニーモデルファンの皆様のためにも
やはりブログはまだしばらく残しておこうと思います。

それでは

ブログ主 拝
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痴呆犬介護のリアル。
本日はちょっと重い話を書き連ねさせていただく。重い話になってしまうが、ペットを飼っている人、飼おうと思っている人、ぜひ一読して欲しいという思いを込めて記そうと思う。

告白すると、実はこの数ヶ月、私は精神的にちょっと参っている。以前このブログで少々触れたかもしれないが、今、私は自分の愛犬の介護の真っ最中だ。この犬は「ありえない」くらいの長寿犬で、人間の年齢に換算すればゆうに100歳超、である。

私の家というのは、犬と鶏に不思議な縁がある家で、周囲が驚愕するほど犬を長生きさせることで知られている。10年前に死んだ実家の犬など、市で一番長生きの犬として表彰された。あてずっぽで予測するが、「オーラの泉」風解釈では、こんなに動物にヘンな縁があるんだから陰陽道系の前世か?と思う位だ。動物にまつわる不思議エピソード満載で、詳しくは書かないが、ほとんどホラーのような出来事も多々ある。小学生の頃から、犬にストーカーされることが日々続き、ハーメルンの笛吹きが出来るのでは…というほど、どんな犬にも好かれる自信がある。

精神的に参っているのは私だけではなく同居の家族も同様で、誰もが互いにイライラしないように気を使って生活している。アイフル犬やらセレブ犬といったことから火がついたペットブームの昨今ではあるが、私は敢えてここでペットとの生活のリアルについて書かせていただこうと思う。


愛犬は小型のテリアのオスである。2年前から後ろ足がよろつき始め、今は完全に歩けない。さらに排泄に関しては垂れ流し状態なので、オムツにして既に1年が経過した。これだけ体の機能が弱っているにも関わらず、前足は強くバタつかせるし、ものすごい食欲である。たまに後ろ足を持ち上げて歩行させれば、ぱたぱた歩くことができる。


こうした身体機能の低下など、まだ取るに足らないことだと今は思っている。何よりも家族を今苦しめている問題、それはこの犬の痴呆である。


愛犬の異常を確信したのは数ヶ月前のことだった。体が動かないのにものすごい食欲。低く響くようなバリトン系の声で、見境なく吠え続ける。

何に向かって吠えているのかは分からない。不安な気持ちを抱えているのだろうと、いつものように抱いてあげるのだが、それでもおさまらない。近所の手前もあり、ウチは日中も雨戸を締めっきりにしている始末だ。

どうしていいのか分からない。
高齢犬介護の本はあらかた読んでいたので、寝床を適切にしつらえたり、オムツは頻繁に変えてあげるなどといったケアに関しては熟知していた。けれども問題の本質はそんなことではなかった。外的なケアなどは飼い主の努力である程度は解決できるものだ。しかし痴呆という問題と直面して、それが介護者を精神的に追い詰めることを今回実感した。

ほとほと疲れていた。私は行きつけの書店で、犬の痴呆に関する書籍を漁った。心地いい椅子がいくつも置かれている書店なので、本を山と運んで、片端から読みまくった。

その時に手に取ったのがこの『老犬『思いやり』読本』である。不覚にも私は周囲が不審に思う位、書店の中で号泣してしまったのである。正直声を上げて泣きたかったくらいだ。

この本では、実際に老犬の痴呆・介護を経験した方がイラストと漫画を描かれている。この漫画家さんがHPを開いており、掲載漫画も公開しているので、ぜひ見ていただきたい。トップページから「漫画の部屋」へ行き、いくつか漫画が見られるようになっている。特に私が一読して欲しいと思うのが「痴呆の話」だ。



漫画家さんはよくぞこの漫画を公開してくれたと思う。本当に感謝したい。今でも読むたびに声を上げて泣きたくなってしまう。けれども、私の痴呆を病んでいる愛犬は、何かを私に教えてくれているに違いないのだ。そう思っている。

どこかの老犬介護サイトに書いてあったが、痴呆犬介護の一番つらいのは、自分の犬への愛情が「上書き」されてしまう気持ちになることだ。恐らくこれは人間であっても同じだろうと思う。これまで注いだ愛情も、積み重ねてきた時間も、すべてが無に帰してしまう気持ちになる。韓国映画の『私の頭の中の消しゴム』でも、主人公が同様の気持ちにさいなまれていた。「記憶が消えてしまうとき、愛も消えてしまうのだろうか」。

吠え続ける愛犬を抱いている時、どんよりと曇った白内障の瞳を見て、この子には私の存在が認知されていないのだろうかと、ふと思う。意味もなく、対象もなく騒ぎ立てる犬に対し、これまでの愛情などは一掃して、こうなったら自分の手で…と思ったことは一度や二度ではないことを、私は正直に告白しよう。それは私だけではない、家族も同じ場面に出くわしている。

けれども『老犬『思いやり』読本』を読んで、私はとても救われた。この子は「赤ちゃん」に戻ったのだ。そう思ったら、すぐにあのわめき散らしている愛犬に会いたくて仕方なくなった。

4歳の甥などは、家に来るたびに「わんちゃん、うるさいからやだ」と、犬を嫌うようになった。けれども先日こう説明したら納得してくれた。

「Yちゃんには、今は分からないかもしれないけれど、いっぱいいっぱいおじいちゃんになったりおばあちゃんになったりするとね、ひとは今度は赤ちゃんになるんだよ。わんちゃんもおんなじなの。この子は赤ちゃんになっちゃったの。Yちゃんよりもずっと小さい赤ちゃんになっちゃったんだよ」

それから程なくして、家族が殆ど変わりばんこで徹夜する状態を迎え、それぞれが追い詰められていった。私たちは仕方なく、動物病院に相談しにいった。ここまで長老犬となった動物の終末ケアなどなすすべがないことが、担当の先生の態度から伺えた。この先生はとても熱心な良い獣医さんだということは分かっていたので、かえってつらかった。そういう診察しかできない先生の方も、また、つらいのだと思う。

私の精神を一段と追い詰めたのは、痴呆の症状だけではない。その時の診察で切開された、愛犬の床ずれである。正直、飼い主の私が数日間は食事もしたくなくなる、それほど視覚的にショッキングなものであった。そこから流れる体液の多さも、私を少しずつ疲れさせていった。何より混乱するのは、その傷に伴う痛みなど、少しも感じていない様子の愛犬である。事実担当の先生によれば、痴呆も手伝って、この犬には痛みなどないのだと言う。こんなに大きく悲惨な傷を背負いながら、際限なく食べ続ける愛犬を見て、私は気味が悪いとさえ思ってしまった。

ちょうど最近、知人も長く生きた飼い犬を亡くしていた。その最期はとても悲惨で、床ずれに虫が涌いて、季節柄、その症状は惨憺たるものになっていった。担当獣医は即刻、安楽死の処置を施した。知人によれば、この先生もまた、診察をお願いするたびに奥歯にものが挟まったようなことしか言わずにいたという。予測ではあるが、獣医というのは、安易に飼い主に安楽死の話題をふるべきではないという、暗黙の了解があるのではないだろうか。私たちも、安楽死について聞くのはこちらからであることを、どこかで分かっている。担当獣医と話すたびに、「安楽死」のことばが、会話の中に静かに浮かんでいるのを互いに感じているのだ。


私の愛犬はかつてとてもやんちゃな犬であった。こんなに暴れん坊なのだから、多分この子は急に走り出したところを、車にパーンと跳ねられて命を落とすのかもしれない。そんなことを家族で話し合っていたことがあった。

けれども、そんな状況を迎えることもなく、愛犬は寝たきりとなった。私はいつかこの子を海に連れて行ってあげたいな、と思っていたことがある。しかしそれも叶わなかった。今は、外部から虫が寄ってくるのが怖い。傷口に卵でも生みつけられてしまったらとんでもないことになる。そして海の匂いも潮騒もこの子には認知されることはないのだ。愛犬の五感は、そこまで劣化している。

どれくらいの状況までが、この子の尊厳なのだろうか。私たちはある程度の状況になったら、決断を迫られることになる。現在、病院で処方してもらった導眠剤を摂取させて、夜は眠らせている。思いのほかとてもよく効く薬で、朝方も静かだと、「まさか…」と思うこともある。時折、そのまま逝ってくれれば…と思っている自分の姿が見える。痴呆犬介護の現実を、私は今、生きている。


先日、薬をもらうために、愛犬を抱いて病院に行った。待合室は、可愛く着飾った愛玩犬だらけだ。ペットたちを抱いている飼い主さんたちもまた、とても幸せそうだ。

誤解がないように言っておくが、私も幸せなのだ。これまで沢山可愛がらせてもらったし、慰めてもらえたのだから。

隣りにいた女性が、同じ種類のテリアを連れていた。私は自分の愛犬が年の割には手入れがいいと自負していたが、並べてみると若い犬がこれほど光り輝いているものなのかと圧倒された。女性は私に聞いた。

「ワンちゃん、おいくつなんですか?」

たじろぎつつ、私は愛犬の年齢を伝えた。その時、待合室全体が凍りついたようにしんとしたことを伝えておこう。それほどに愛犬は高齢なのである。

「もう、ボケちゃって、分からないんです。いろんなことが…多分私のことも」
私がそう呟くと、女性は言った。
「そんなことないんじゃないですか。ホラ」
見ると、愛犬は抱かれながらも私の手を舐めていた。

かつて、私がひとりで泣いている時、落ち込んでいる時、それを察知してか、愛犬は私のそばによって顔や手を舐めて慰めてくれたものである。


まだ、私のことを分かっているのかもしれない。




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最近、飼えなくなった犬猫を突き落とすタヒチの崖が話題になった。パリス・ヒルトンは「大きくなりすぎた」と言って、前の愛犬を捨て、新しいチワワを購入した。日本の某グラビアアイドルも「前に飼った犬は予想外に大きくなってしまったので、人に譲って飼いかえました」と発言している。愛情飢餓が慢性化したのか、マライア・キャリーは海外公演先でペットを飼い、帰国するときに現地スタッフに押し付ける。


ペットをどう見なすのか、それは人それぞれで、個人に依拠した問題かもしれない。けれども、想定外にペットとの関係は、あっという間に終わってしまうかもしれないし、反対にとても長引くかもしれない。どちらにせよ、そこには飼い主の大きな責任がつきまとう。ペットを飼っている人、これから飼いたい人、どちらもこの現実が起こりえることを分かって欲しいと思う。

そして、これまで注いできた愛情が、仮に「上書き」されてしまうことになっても、感情的になりすぎず、何度も自問自答して、乗り越えて欲しい。いろんなことを考えるようにもなりますし、自分の醜い姿に直面するかもしれません。でも、そこに何らかの学びがあると思います。







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「どうぶつの森」に見られる消費経済モデル。
前にも書いた通り、わたしと4歳の甥は現在DSの「おいでよどうぶつの森」を通し、血縁を超越し、篤い友情で結ばれつつある。普段は離れて暮らしているものの、電話やメールを通し(つっても相手は4歳児なのでコミュニケーションには当然困難が伴うのだが)、日々どうぶつの森の維持および発展に向けて、様々な提案を交わし、ストラテジーの構築に励んでいる次第だ。





本当は、元々こどもは苦手だ。ここ十数年の間、こどもが犠牲になる事件が多いのは周知の通りであるが、正直そういったニュースを憐れみだけで見ることはできなかった。なぜなら自分がいつか当事者になってしまうのではないかという恐怖感があったからだ。まだごく若い頃、最初の会社勤めのときにバーベキューやキャンプといったイベントに私も時折参加したが、小さな子供を伴ってくる同僚を、こっそり怨みに思ったものである。子供を前にすると、どう対応していいものか分からない。幼児虐待事件を起こしたあの犯人も、この犯人も、どこかで私自身とつながっているような気がして、怖かった。

しかし人間と言うものはフシギだ。甥が誕生してからというもの、私は自分が存外こどもが得意だということに、驚いている。たまたまこの一番最初の甥だけが、自分と相性がいいのかと思っていたが、そういうわけではなかった。2番目の甥が生まれ、更にこどもがこどもを呼ぶのか(?)、小さな子と接する機会が多くなった。率先して面倒を見る自分がここにいる。。。

だが、弟が二人も、しかも男の子たちをこさえてくれたせいなのか、自分がこどもを持つという気はしないのが不思議だ。未だに生理が来るたびに「なんのための生理だろう…」という気持ちにすらなる。ぶっちゃけ私のやっていることなんて「子育ていいとこ取り」みたいなものだから、他の苦労なんか分からなくて申しわけないのではあるが。

しかし、4歳児くらいは本当におもしろい。何でもすぐに覚えてくれてかしこいかしこい。血縁の欲目もあるかもしれないが、一番目の甥はことに利発というか、たまにこっちが足元をすくわれる思いをするほど。既にひらがなとカタカナは完璧に読める。字は本当に汚いが、「どうぶつの森」のお手紙機能では、句読点はないものの、パーフェクトな日本語文章を入力するので舌を巻いた。英語に関しては母の方針で、2歳から外国人をつけており、ちゃくちゃくとヴォキャブラリーを増やしている。

母や弟の目を盗んで、私がついやってしまうのが、学術用語を覚えさせることである(笑)。舌足らずのイントネーションで発声されるテクニカルタームのおもしろさったらありません。これって虐待?ち、違うよね?

(新品)DS おいでよ どうぶつの森  【新品】GC どうぶつの森e+ どうぶつの森+カードe+ シリーズ 2 10PACKセット



「どうぶつの森」は一見愛らしいゲームのようでいて、きちんと現実社会の消費経済のあり方が網羅されている。「たぬきち商店」というたぬきが経営する店があり、これが基本的に村唯一の商業体である。この商店、戦後昭和のタバコ屋のようにボロ…もとい、ひなびている。しかしここで甥が買い物すればするほど、商店はコンビニに、その次はスーパー、最終的に2階建てのデパートへと更新されていくのだ。

そして、ゲームをする本人の家にもローンが課せられている。森で取れる果物や魚をたぬきちに買い取ってもらい、貯蓄し、ローンの返済に充てる。完済するたびに、家はどんどん大きくなっていく。ワンルームが2DKになり、階も増える。享楽思考の強い甥は、ローンのことなどおかまいなしに商店で買い物しまくるため、未だにワンルーム住まい。なのにたぬきちの店は既にデパートだ。

ちなみに魚や虫(これらはたぬきに売却できる)を捕まえると、それを「見せびらかす」という機能がある。「ジャジャーン!!」と鳴って、画面のこちら側や、どうぶつたちにすごいだろ〜、とばかりに見せびらかすコマンドである。とっととたぬきに売って金にすればいいものを、甥はこればっかりやりたがる。


おいでよ どうぶつの森ぬいぐるみ とたけけ おいでよ どうぶつの森ぬいぐるみ リセットさん おいでよ どうぶつの森ぬいぐるみ もんばんさんA



しかし、周りのお友達も同じゲームをやっているのを見るせいなのか「なんだかおかしいとおもうの」と、私に聞いてきた。他の子たちのどうぶつの森は、みんな広い家に住んでおり、たぬきの店は商店のままだと。



「そりゃそうでしょう。だってYちゃん(甥の名)は「ジャジャーン」したいからって、お魚も虫さんもたぬきさんに売らないんだもの。それなのにたくさん色んなものを買うんだもの」
「でもね、今、たぬきちさんのデパートにおいてある、大きな猫さんがほしいの。だから買う」


…「大きな猫」とは、巨大なまねき猫の置物である…「そんなものどうすんだよ!」という文句は4歳児には通用しない。


「Yちゃんは、どうしてそんなにいらないものを買ってしまうの。今はお買い物するときじゃないでしょう。お金をためて、もっと大きいおうちに住みたいんでしょう」
「でもほしいの」
「それを買ってどうするの」
「みんなにジャジャーンしたいの」


ちなみに魚と虫以外に見せびらかし機能はない。しかしながらこれも教育の機会だと思い、私は続けた。


「Yちゃんみたいにね、ジャジャーンしたいからお買い物することを顕示的消費というのよ」
「けんじてきしょうひ」
「ソースティン・ヴェブレンという人が、そういったの」
「べぶれん」
「本当はYちゃんは猫さんなんか欲しくないのよ。本当に欲しいのはジャジャーンすることなのよ」
「でもほしいの」


泣きそうな目で訴えるので、しかたなく私はちゃっちゃと森の木々をゆすって果物を採取し、たぬきちに売却して、まねき猫の資金を作ってやった。


「ホラ、これで猫さんが買えるよ」
「わあい」
「…ジャジャーンのためのお買い物はなんていうんだっけ?」
「べぶれん」
「ヴェブレンは人の名前。ジャジャーンのお買い物は顕示的消費」
「けんじてき」
「顕示的消費」
「けんじてきしょうひ」
「conspicuous consumption」
「すぴきゅあさんぷしょん」



顕示的消費の経済学   ソースタイン・ヴェブレン   有閑階級の理論白208ー1

あれから1週間以上。
弟に聞けば、未だ甥はワンルーム住まいだと言う…
おそらくは「べぶれん」ばかりしている結果なのだろう。
次回は「代行的消費」について教えよう。
さて、どうやって「どうぶつの森」とからめるとするか。
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ほほえみの国のフシギ。
20060822120939.jpgジョンベネ・ラムジー殺害事件の容疑者がタイで逮捕されたとのことで、私もニュースに食いついてしまった。事件が起こったのが10年前で、ようやく人々の記憶から薄らいでいたこの事件。ものすごい急展開である。容疑者の元妻の証言などで、カー容疑者の自白は妄想である可能性も大、みたいなので、真犯人かどうかは疑わしい現段階ではありますが。


私もかなり関心があったので、連日ニュースをチェックしているが、日本のメディアの情報はあんまりにも遅くて話になりません。そういうわけでUS Yahoo!の動画ニュースで逐一チェックしています。


ここはAP通信をはじめCNN、ABCなどアメリカのニュースが色々配信されるので便利です。政治経済国内ニュースのみならず、たまにパリス・ヒルトンの珍事とかおバカ系ニュース(泥棒が製菓工場のチョコレートの中で溺れて御用、とか…)、ちょっとした時事ドキュメンタリーもあったりして、楽しいです。イギリスとアイルランドのヤフー動画ニュースもよく見るのですが、断然アメリカの方が充実。

カー容疑者関連ニュースはすべてチェックしていますが、身柄がアメリカへ送還されている模様があり。AP通信の「Raw Video: Karr Returns to the U.S. AP - Mon Aug 21, 3:18 AM」というのを見ていただければお分かりになるかと思いますが、犯罪容疑者でもやっぱり一般の旅客機に乗るんだよね…あたりまえだが…改めてびっくり。15時間フライトで、しかもビジネスクラス、シャンパンとか出たらしいが、同乗してるメディアとか、ここまでフツーに撮影しちゃうんだ…。


逮捕されたときの映像ご覧になった方も多いと思います。「これだけは言いたい。自分はジョンベネを愛していた。彼女が死んでしまったのは事故なのだ」と淡々と語る容疑者の姿を…。多くの報道陣に取り囲まれてましたが、私がヒジョーにフシギに感じたのは、タイの警察のアティテュードである。


多くのマスコミが押し寄せる中で、容疑者がかなり落ち着き払って冷静なのも奇異に映りましたが。アメリカFBIの人たちなんかも、割と無表情にマジメな顔で容疑者を囲んでいたりするのですが、すっごくヘンに思うのはタイ当局の方々です。


なぜだかみんなうすくスマイルしているのです。


向こうの警視庁のおじさんなんかも黒くてテカテカした顔で、スマイルしてコメントしてるし。取り押さえているタイの方々もニコニコしているように見えるし。そのせいか、映像的に妙。。。


日本でこんなことがあったら「笑い事じゃないんだぞ」と批判がきそうですが。しかし私は、「そういえば…」と、あることを思い出しました。


大学院時代にタイで日本語教師をやっていた男性が、別の研究室にいましてね。彼がこんなこと言ってました。


「こちらが誤った知識を教えてしまった場合、後日訂正し、そして重要なのはその後にっこりと微笑んどくんですよ」


私は一瞬ぽかんとして、「微笑む…な、なんで?」と聞きました。
「なぜって、タイは“ほほえみの国”ですから」
と、彼はふざけて合掌してみせました。


カー容疑者を取り巻いていたタイの方々はふざけているのでもなんでもなく、文化としてうすくスマイルしているのでしょう(憶測ですが)。そういえば私も思い当たるフシがあります。これはタイのみならずその周辺国の方々と話していたときに気になったことなのですが、

「なんでそこで笑うかな」

と思うほど、笑うツボが違うのです。ここで言う笑いは「爆笑」ではなく「スマイル」の方なんですけれど。明らかに他人の不幸を話題にしているので、笑っちゃ失礼だろう本人がいなくても、と言う時に、にっこりしてあいづちを打ったりすることがあり、かなりヒいてしまうことがありました。どこかの異文化論で、誰か研究者がこの笑いを「ネガティブ笑い」と名づけていた記憶がありますが、欧米の占領下にあった国ではこのネガティブ笑いで占領軍に「ふざけている」と誤解されることがあったようです。でも単なる文化なんですよね。分かっちゃいるんですけど。





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ああ、斑鳩の地。

そもそも今回の旅行のコンセプトは

「和辻哲郎を片手に
ベタな奈良旅行がしたいんだよ!!」


というものでした。


ここでいう和辻本って、もちろん「古寺巡礼」なんですけど…。



『古寺巡礼』は若き和辻哲郎が、奈良の古寺を訪ね歩いた記録であり、
研究論文ともエッセイともつかない本で、
大正時代の出版物なのに、未だに色褪せない一冊と名高いのですが。
私たちはイヤらしくも(?)、ここで取り上げられている寺をたずね、
その描写を本の中に探しつつ仏像や古建築をながめようという、
こういう企画です。



ど〜よ、
今日びの文学青年でもここまでのベタなマネはできまいて。
ははは。



ちなみに、なのですが。
この『古寺巡礼』が取り上げられている小説に、
五木寛之の『レッスン』がございます。

これは20代の若者が、
ミステリアスで知的なマダムに心身ともに手ほどきを受けるとゆー
なんとも官能的シチュエーションの小説なのですが、
確か小説中で、奈良旅行をするんですよ。
「まあ、今の子は和辻哲郎も知らないの?」
とか言われちゃう主人公…。
その後、彼は夢中で和辻を読むという素直さ。
まるで映画『東京タワー』で
岡田くんが黒木瞳の好きな小説
(グレアム・グリーンだったっけ?)
をこそこそ読んでいる、みたいな状況ですな。



ちなみにこの『レッスン』、秋吉久美子と渡部篤朗で映画になってます。
秋吉と渡部の間を揺れ動く女性は、
たしか元男バレプレーヤー、現在タレントの河合さんのヨメでしたっけね。
ヌードがきれいでした。




つうわけで本日は自転車レンタして法隆寺へ。
行ってきたぜ、法隆寺!
ずっと行きたかったんだよーん。

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私の世代、つまり30代女性で法隆寺に来たがるヒトって、
多分にコレの影響があったりしませんか?

コレ






豪華版で全巻持ってました、『日出処天子』。
リアルタイムで連載していたとき、私小学生でしたね。
この漫画でホモシーンを沢山見てしまったおかげで
こんな大人に…_| ̄|○
厩戸王子が瞑想する夢殿、こんなにでかかったとはおもわなんだ。

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死ぬまでに一度は見たいと思っていた仏像を拝めて大満足。
最後は慈光院にて一服のお茶を。

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